
この基本を押さえれば英語初心者の方でも会話をする事ができますので、できるだけシンプルにわかりやすく、ポイントをお伝えしていきたいと思います。中学校で習ったけどいざとなったら話せない、そんな方にもお勧めの内容になっています。
本記事の内容
- 現在形の使い方 ( 比較例文付き : I~、I don't~、Do you~?)
- それぞれの解説
- わかりやすい例文集
それではさっそく見ていきましょう。※目次からご覧になりたい記事にジャンプできます
目次
現在形の [ 肯定文 ] [ 否定文 ] [ 疑問文 ] の使い方

現在形は英語の基本となる形です。
ここでは「 I like ~. ( 私は ~ が好きです。) 」の形をベースに現在形の肯定文( I like~.)、否定文 ( I don't like~.)、疑問文 ( Do you like~?) を比較してニュアンスを押さえていきましょう。
比較例文 [ 好きです/嫌いです/好きですか?]
英語の現在形は基本的に習慣や事実の事柄、感情を話す時に使います。
例えば、I like chocolate. ( アィ ライク チョッコレィト / 私はチョコレートが好き 。) は、「 好きという感情 」を話しているので現在形を使います。
この文 ( I like chocolate.) を使って現在形の肯定文 ( 好きです )、否定文 ( 嫌いです )、疑問文 ( 好きですか?)のフレーズを比較してみましょう。
《 比較例文 》
1.肯定文:I like chocolate. ( アィ ライク チョッコレィト ) → 私はチョコレートが好きです。
2.否定文:I don't like chocolate. ( アィ ドン ライク チョッコレィト ) → 私はチョコレートが嫌いです。
3.疑問文:Do you like chocolate? ( ドゥユ ライク チョッコレィト?) → あなたはチョコレートが好きですか?
このように、
肯定文 ( I like chocolate.) では「 チョコレートが好き 」と肯定しているので I like~. の形を使い、
否定文 ( I don't like chocolate.) では「 チョコレートが嫌い 」と否定しているので I don't ( I do not の略 ) like~. の形を使います。
反対に疑問文 ( Do you like chocolate? ) では「 チョコレートが好きか?」と聞きたいので Do you like~?の形を使います。
それでは別の例文でそれぞれ ( 肯定文/否定文/疑問文 ) の使い方をご紹介します。
肯定文、否定文、疑問文の使い方

ここでは実際の私の状況を元にした例文で、現在形 ( 肯定文 / 否定文 / 疑問文 ) の使い方をご紹介します。
肯定文の詳しい使い方 ( I ~. )
もう一度確認
英語の現在形は習慣や事実の事柄、感情を話す時に使います。
私は英語が話せるのですが、これは事実の事柄で、「 英語を話せる 」と言っているので肯定文になります。この状況を英文にすると、
I speak English. ( アィ スピーク ィングリッシュ / 私は英語を話します。)となります。
肯定文のポイントはこちらです。
ここを押さえよう
- 「 I 」:私 ( 主語 )
- 「 speak 」:話す ( 動詞 = 動く動作 = " 話す "という動き )
- 「 English 」:英語 ( 名詞 )
肯定文は、主語 ( I ) + 動詞 ( speak )~。の形が基本になります。
ポイントと注意点
英語では主語をきちんと明確にする事がかなり大切です。上の例文だと「 I speak English. 」 の『 I ( 私は ) 』の部分ですね。
もし主語の『 I 』を抜いていまうと「 Speak English. ( 英語を話せ。)」 と命令文になってしまいます。

私が「今度山に行くの。」と言うと相手は高い確率で私自身が山に行くと思ってくれると思います。でも英語だと「私今度山に行くの。」と誰が行くのかを明確にしないと「ん、誰が行くの?」と聞き返される事が多いです。実際よく聞き返されました。
次に否定文を見ていきましょう。
否定文の詳しい使い方 ( I don't ~. )
再度確認
英語の現在形は習慣や事実の事柄、感情を話す時に使います。
私は毎日料理をしないのですが、これは料理をしないという習慣で、「 料理をしない 」と言っているので否定文になります。この状況を英文にすると、
I don't cook every day. ( アィ ドン クック エヴリディ / 私は毎日料理をしないです。) となります。
否定文のポイントはこちらです。
ここを押さえよう
- 「 I 」:私 ( 主語 )
- 「 don't 」:~しない ( 助動詞 = メインの動詞を助ける言葉 )
- 「 cook 」:料理 ( メイン動詞 )
- 「 every day 」:毎日
否定文は、 主語 ( I ) + 助動詞 ( don't ) + メイン動詞 ( cook ) ~。の形が基本になります。
主語を明確に
否定文でも、肯定文のセクションでお伝えしたように主語を明確にしましょう。
上の例文で主語 ( I / 私は ) を抜くと「 Don't cook every day. ( 毎日料理するな。)」と、これも命令文になってしまいます。
最後は疑問文の使い方です。
疑問文の詳しい使い方 ( Do you ~ ? )
忘れないように確認
英語の現在形は習慣や事実の事柄、感情を話す時に使います。
私は今新しいバックが欲しいのですが、これは欲しいという感情ですね。「 欲しいですか? 」と聞く為の疑問文にすると、
Do you want a new bag? ( ドゥユ ウォンㇳ ァ ニューバッグ? / 新しいカバンが欲しいですか?) となります。
疑問文のポイントはこちらです。
ここを押さえよう
- 「 Do you 」:あなたは ( 現在形の疑問文の形 → そのまま覚えましょう )
- 「 want 」:欲しい ( 動詞 =動く動作 = 欲しいという気持ちの動き )
- 「 a new bag 」:新しいバック
疑問文は Do you ( 現在形の疑問文の形 ) + 動詞 ( want ) ~?が基本となります。
番外編として 「 Do you~?」と聞かれた時の答え方をご紹介します。
◆番外編◆「 Do you ~?」と聞かれた時の答え方
「 あなたは ~ しますか?」、「 あなたは ~ が好きですか?」と聞きたい時、英語では「 Do you ~? 」の疑問文を使います。
ここでは「Do you~?」と聞かれた時の答え方をご紹介します。
《 例文:チョコレートは好きですか?》
Do you like chocolate? → 『 Yes, I do. ( ええ、好きです。)』もしくは『 No, I don't. ( いいえ、嫌いです。)』
ポイント
このように「 Do you ~?」と聞かれたら、Yes の時は Yes, I do. No の時は No, I don't. と答えるのが基本の答え方になります。
まとめとして、ここまでで紹介した肯定文/否定文/疑問文の例文集をご紹介します。
まとめ:わかりやすい例文集
下記に 肯定文/否定文/疑問文 それぞれの例文をまとめています。ご自身の状況に置き換えて使って下さいね。
※3つの例文を 肯定文、否定文、疑問文 に分けてご紹介しています
■ 肯定文 ■
- I like hiking. ( アィ ライク ハイキング / 私はハイキングが好きです。 )
- I work at a cafe. ( アィ ウァク アット ァキャフェ / 私はカフェで働いています。 )
- I study English. ( アィ スタディ イングリッシュ / 私は英語を勉強しています。)
■ 否定文 ■
- I don't like hiking. ( アィ ドン ライク ハイキング / 私はハイキングが嫌いです。 )
- I don't work at a cafe. ( アィ ドン ウァク アット ァキャフェ / 私はカフェで働いていません。 )
- I don't study English. ( アィ ドン スタディ イングリッシュ / 私は英語を勉強していません。)
■ 疑問文 ■
- Do you like hiking? ( ドゥユ ライク ハイキング ? / あなたはハイキングが好きですか? )
- Do you work at a cafe? ( ドゥユ ウァク アット ァキャフェ? / あなたはカフェで働いていますか? )
- Do you study English? ( ドゥユ スタディ イングリッシュ? / あなたは英語を勉強していますか? )

See you next time!