
「 三人称単数ってなんだったっけ?」という方はこの記事でおさらいしていきましょう。
基本的な現在形 ( I~ 、I don't ~、Do you~?) の使い方はこちらの記事で詳しく解説しています。
本記事の内容
- 三人称単数の ( He、She、It ) の使い方
- 三人称単数の肯定文/否定文/疑問文
- まとめ
それではさっそく見ていきましょう。
目次
三人称単数の使い方

現在形は英語の基本となる形です。
He likes Chocolate. ( 彼はチョコレートが好きです。) のように、自分やあなた以外の " 人 " や " モノ " の話をする時に、動詞の後ろにsが付く、これが現在形の三人称単数の使い方になります。
三人称単数の使い方 ( He, She, It )
例えば、「英語を話す。」と言いたい時、普通の現在形 ( I や You ) だと、
-
- 「 I speak English. ( アィ スピーク イングリッシュ / 私は英語を話します。) 」もしくは、
- 「 You speak English. ( ユゥ スピーク イングリッシュ / あなたは英語を話します。) 」となります。
三人称単数は自分やあなた以外を指すので、彼 ( He )、彼女 ( She )、それ ( It ) が三人称単数になり、これらが文の主語になると、下記のように動詞の後ろに「s」が付きます。
- 「 He speaks English. 」( ヒィ スピークス イングリッシュ / 彼は英語を話します。)
このようにHe ( 主語 ) のあとの speak ( 動詞 ) に「s」が付いていますね。
大切なポイント
現在形で He, She, It ( 三人称単数 ) が文の主語になるとき、あとの動詞には必ず「s」が付く
これは英語の絶対的なルールになりますので、しっかり覚えておきましょう。
ここに注意してね
「 They ( 彼ら )」も三人称 ( 自分やあなた以外 ) ですが、" 彼ら "と訳し、一人以上を指しているのであとの動詞に「s」は付きません。→ They speaks English. とはならない。
※三人称単数は " 単数 " なので、自分やあなた以外の1人 ( 1つ ) を指します。

sがなくても意味は伝わりますが、最初のうちにこの基本を押さえて、カタコトではない自然な英会話を目指しましょう。
三人称単数について忘れてしまっていた方はここまでの内容で「あ~、そうだった! 」と思い出したかと思います。
次はいくつか例文を使ってHe, She, It の使い方をわかりやすく解説します。
三人称単数の [肯定文] [否定文] [疑問文]

ここでは He, She, It ( 三人称単数 )を使った肯定文/否定文/疑問文を比較して使い方を確認していきましょう。
「 He ( She )」を使った肯定文/否定文/疑問文
おさらい
現在形では He, She, It ( 三人称単数 ) が文の主語になるとき、あとの動詞には必ず「s」が付きます。
ここでは「 日本に住んでいます。」という文を三人称単数を使った形に変えていきたいと思います。基本の現在形の文と比べて違いをみていきましょう
《 基本の現在形 ( I, you ) 》
- 肯定文:I live in Japan. ( アィ リヴ ィン ジャペン / 私は日本に住んでいます。)
- 否定文:I don't live in Japan. ( アィ ドン リヴ ィン ジャペン / 私は日本に住んでいません。)
- 疑問文:Do you live in Japan? ( ドユ リヴ ィン ジャペン?/ あなた日本に住んでいますか?)
上記の例文の主語が「 He 」( 三人称単数 ) に変わると、下記のようになります。
《 主語が He ( 三人称単数 ) の場合 》
※He を She に変えても同じです
1.肯定文:He lives in Japan. ( ヒィ リヴズ ィンジャペン ) → 彼は日本に住んでいます。
2.否定文:He doesn't live in Japan. ( ヒィ ダズン リヴ ィン ジャペン ) → 彼は日本に住んでいません。
3.疑問文:Does he live in Japan? ( ダズ ヒィ リヴ ィン ジャペン?) → 彼は日本に住んでいますか?
このように、
肯定文 ( He lives in Japan. ) では He のあとの live ( 動詞 ) にsが付いて 「He lives ~.」 になっていますね。
否定文 ( He doesn't live in Japan. ) の場合は、He のあとの don't ( do not の略 ) にsが付いて「He doesn't ( does not の略 )~. 」になります。
※ do にsが付く場合、es に形が変わり「 does ( ダズ ) 」になります。
疑問文 ( Does he live in Japan? ) は、基本の現在形では Do you~?の you の部分が he に変わり、he の前の Do にs( es に変化 ) が付いて「Does he~? 」になります。
「 It 」を使った肯定文/否定文/疑問文
「 It 」は " それ " と訳すので、人ではなくモノや動物などに使います。
ここでは「 料理が美味しい 」という例文でご説明します。料理は人以外ですので " それ ( It ) " と言い換える事ができますね。
《 主語が It ( 三人称単数 ) の場合 》
※taste ( テイスト / 味 )
1.肯定文:It tastes good. ( イッ テイスツ グッ ) → それは美味しいです。
2.否定文:It doesn't taste good. ( イッ ダズン テイスト グッ ) → それは美味しくないです。
3.疑問文:Does it taste good? ( ダズ イッ テイスト グッ?) → それは美味しいですか?
以上が三人称単数の 「 He, She, It 」の使い方です。
まとめ
いかがでしたか?
三人称単数は中学校で習う基本的な英語のルールですが、いざ会話になると中々話せないものです。頭で覚えるよりも、今回ご紹介した例文を10回ずつ声に出して読んでみて下さいね。
インプットのあとアウトプットすると、考えなくても自然と使えるようになってきます。

See you next time!