
「仕事は何ですか?」という会話は日本でも海外でも多いです。実際に使われる定番フレーズとそのニュアンスをみていきましょう。
本記事の内容
- 「仕事は何ですか?」の聞き方とフレーズ解説
- What is your job? が使われない理由
- その他の言い回し
目次
仕事は何ですか?と聞きたい時は「 What do you do?」

さっそくですが、仕事を聞く定番フレーズは下記になります。
仕事は何ですか?=What do you do?( ワドゥユ ドゥ? )
これが仕事を聞く時に最も一般的に使われるフレーズです。
" What is your job? "( ワッ イズ ョア ジョブ? ) という聞き方もありますが、実際はあまり使われません。その理由もあとのセクションで説明していきます。
What do you do?の後ろには省略されている言葉がありますので最初にご紹介します。
What do you do? の後ろには『 for a living 』が省略されている
省略される事がほとんどですが、「 What do you do? 」の後ろには『 for a living 』( フォァ リヴィン )が隠れています。
それを踏まえた上でこのフレーズのポイントをみていきましょう。
ここを押さえよう
- 「 What 」: 何
- 「 do you 」: あなたは
- 「 do 」: 行う
- 「 for a living 」: 生活の為に ※ 省略される事が多い
直訳すると「 What do you do for a living? 」( あなたは生活の為に何を行いますか?) = 生活の為の仕事は何ですか?= 仕事は何ですか?となります。
ポイント
文末に「 for a living ( 生活に為に )」が隠れている事を知ると、仕事を意味する " work " や " job "が含まれていないのになぜ 「 What do you do? 」 が仕事を聞く定番フレーズなのか理解できますね。

では、「 What is your job? 」( ワッ イズ ョア ジョブ/あなたの仕事は何ですか? ) があまり使われない理由は何なのでしょうか?
「 What is your job? 」 があまり使われない理由

何の仕事をしているか聞きたい時、ネイティブの方が「 What is your job? 」( あなたの仕事は何ですか ) というフレーズを使わないのは、
1.少し失礼に感じる
2.仕事の聞き方として変
という理由からだそうです。訳からみても What is your job? ( あなたの仕事は何ですか? ) の方がしっくりきそうですが、英語では違和感のある表現のようです。
間違いではないですが、積極的に使うのは「 What do you do? 」がいいでしょう。

◆ 番外編 ◆What do you do?の答え方
番外編として What do you do?( 仕事は何ですか?) と聞かれた時の答え方も確認しましょう。
《 What do you do?の答え方 》
- I'm a teacher.( アィム ァ ティーチャー ) → 教師です。
- I'm working at a supermarket.( アィム ウァキン アットァ スーパーマーケッ ) → スーパーで働いています。
- I work for a bank.( アィム ウァク フォ ァ バンク ) → 銀行に勤めています。
上記のように、What do you do?と聞かれたら自分の職種や職場を答えるのが基本となります。
最後に:What do you do? その他の言い回し
いかがでしたか?
最後に、「 What do you do? 」の他の言い回しをご紹介します。初対面ではこちらの方が丁寧な聞き方ですのでぜひ参考にして下さい。
- What kind of work do you do? ( ワッカィンドヴ ウァク ドゥユドゥ? ):『 どんな種類の仕事をしていますか?』
- What type of work do you do? ( ワッタイプォヴ ウァク ドゥユドゥ? ):『 どんなタイプの仕事をしていますか?』

See you next time!